2006年10月18日

流産・切迫流産

流産には、母親に原因がある場合とおなかの赤ちゃんに原因がある場合、
さらには母児間免疫異常による場合とがあります。

妊娠8週目ぐらいまでの初期流産の場合では、
免疫異常や赤ちゃんの染色体異常、胎盤の異常など
赤ちゃん側に原因のある場合がほとんどです。

母親側の原因としては、子宮や卵巣の異常、
重い病気や細菌による感染症などで赤ちゃんが生存できないとき、
母親が転んだり、長時間バスに揺られていたといった不注意や、
事故によるもの、
精神的ショックによるものなど、いろいろあります。

出血や下腹部の痛みや張りは流産の兆候で、
このような症状のある状態を切迫流産といい、
早めに医師の診察をうけ、できるだけ安静にして
出血が多ければ入院治療をおこないます。

もし流産してしまった場合は、
子宮の中に残っているものがないかを調べ
手術してきれいにします。
その後も一週間は安静が必要になります。


【流産はどのくらいの人におこるのか】
流産は、10人に1〜2人はおこるもので
決して珍しいことではありません。
ですから、流産を経験しても、あまり深刻に心配する必要はないのです。

ただし、3回以上続けて流産されるかたの場合は、
習慣性流産といって、流産しやすい原因のある場合が多いので
詳しい検査が必要になります。


【流産の症状】
最初に出血があり、次第に下腹部に緊満感や鈍痛が起こります。
強い生理痛の様な痛みが続いた後、子宮の内容物が排出。
子宮内容は血の塊の中に一部白色調の塊を含んでいます。


【流産の種類】
●切迫流産
流産の危険性が高まっている状態をいいます。
妊娠の継続は十分可能ですが、安静第一。
場合によっては入院して子宮の収縮を押さえる薬や
止血剤などの治療を受ける事もあります。
少量の出血や下腹部の痛みなどがあります。

●進行流産
切迫流産よりさらに状況が進行し、
子宮口が開き始めた状態をいいます。
流産は避けられません。

●不完全流産(不全流産)
子宮の内容物がほとんど外へ出てしまった状態。
ただし、胎嚢など一部が子宮内に残っているため、
痛みや出血は続く様です。

●完全流産
子宮内の胎児、胎嚢が完全に排出された状態。
子宮内は収縮し、痛みもおさまってきます。

●化学的流産
尿の妊娠反応が陽性となったが、
胎嚢や胎児が確認されないまま出血が始まり、
妊娠が終了してしまう事をいいます。
通常は流産の回数には数えません。

●稽留流産(けいりゅう流産)
子宮内で胎児は死亡しているが、
出血や痛みなどの症状がないものをいいます。
超音波で心拍が確認できない事から診断される事が多い。


posted by ことこと at 21:57| 妊娠中の異常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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