2006年10月29日

お産の前に行われる医療処置

産院に着くと、さまざまな検査や医療処置が行われます。

健康な場合に主に行われる医療処置について
それぞれの意味と効果を把握しておきましょう。


【分娩監視装置(CTG)】
端子のついてベルトをお腹につけて、
陣痛の様子と胎児の状態をチェックします。
一回の検査で40分程かかるため、
入院時に行った後は、つけたままで状況を把握します。

【剃毛】
外陰部の毛、膣口の周囲をあらかじめ剃っておきます。
会陰切開をする場合や、万が一傷ができたとき、
処置がしやすいようにしておくためです。

【浣腸】
産道と隣あった腸の中をきれいにし、
赤ちゃんが産道を通りやすくします。
腸への刺激で、陣痛が強くなることもあります。
また、胎児を細菌に感染させないための予防の意味もあります。

【点滴】
分娩中に出血が多かったり、
何かのトラブルがあってもすぐに対応できるように、
あらかじめ点滴で血管を確保しておきます。
点滴の中身は、通常ブドウ糖、電解質液など。
お産が進んで食事もとれない場合は、
水分補給にもなります。

【導尿】
尿道にカテーテルという管を挿入して排尿させます。
膀胱に尿がたまっていると、赤ちゃんがおりにくくなったり、
陣痛が弱くなったりすることがあるためです。
また、陣痛が強くなってからでは
トイレに行けない場合もあるので、
そのつど尿を外に出します。


posted by ことこと at 10:33| 出産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月28日

会陰切開

会陰切開(えいんせっかい)とは何のために行われるのでしょうか?

「会陰」とは、膣口と肛門の間の部分のこと。
胎児が産道を通って、体の向きを変えながら、
最後に出てくる膣口の下にあたる部分です。

普段はかたくなっていますが、
妊娠がはじまると、ホルモンの影響でやわらかく伸びるようになります。
しかし、妊婦がいきみすぎたり、
十分に出口が広がる前に胎児が出てこようとすると、
胎児の頭が引っ掛かったり、会陰が裂けてしまいます。

「会陰切開」というのは、
引っ掛かって圧迫されている胎児の頭を、
会陰をはさみで切ることで口を広げ、外に出す方法のこと。

長時間頭を圧迫されていると、胎児の心音が弱まることもあり、
最悪の場合は、胎児仮死を起こす危険性も。

一刻も早く外に出す必要があるときや、さかごの分娩などの場合、
基本的に会陰切開が行われます。

最近では、このような緊急事態でなくても
自然に入る亀裂よりも、きれいに傷口が縫い合わせられるので、
回復が早いことや、
胎児を少しでも早く外に出すことができるなどの理由で
最初から会陰切開をして胎児を出す病院も増えています。
切りたくない場合は、出産前に病院に相談してみましょう。


会陰切開の際、麻酔をするか、どんな角度で切るか、
何箇所はさみを入れるかは、そのときの状況で医師が判断します。

赤ちゃんと胎盤が出てきたら、
今度は切ったところを縫い合わせます。
必要な場合は再び麻酔をしてから縫合します。

最近では、縫合に使う糸には、体の中で溶ける糸を使うことが多いので、
抜糸の必要はありません。
この痛みは一週間くらい続きますが、退院するころにはおさまります。
一ヶ月もすると、違和感もなくなるでしょう。
posted by ことこと at 17:18| 出産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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